情報サイトは独立した存在である事も多い一方、他の分野の企業によって運営されているケースも少なくありません。
特にグルメ情報サイトの場合は、いわゆる「畑違い」の企業が運営するケースが多く見受けられます。
なぜなら、グルメ情報は常に生活に密着しているからです。
それはつまり、他の様々なジャンルと大きく関わりがある事を意味します。
よって、グルメ情報を提供する事で、本分野の充実を図っている企業はたくさんあります。
「Yahoo!ロコ」も、そんな中のひとつです。
「Yahoo!ロコ」は、その名前が示している通り「Yahoo!」の提供するサービスのひとつです。
「Yahoo!」には、既に「Yahoo!グルメ」というグルメ情報に関するサービスがありました。
しかし2011年、これに加え「Yahoo!クーポン」「Yahoo!地図」「Yahoo!道路交通情報」「Yahoo!地域情報」「Yahoo!マチモバ」「Yahoo!電話帳」といった合計7つのサービスを統合し、「Yahoo!ロコ」として1つのサービスに収める形態にしています。
「Yahoo!ロコ」の発足は、密接な関係にある各情報サービスを一本化する事で、情報をシームレスにするという狙いがあります。
実際、グルメ情報と交通情報、地図、電話帳などといった情報は、ほぼ確実につながっています。
外食をする上で、その道のりや店舗に関する情報は必須です。
そういう意味では、非常に有意義なサイトになったといえます。
たくさんのコンテンツをまとめてひとつのサービスにした「Yahoo!ロコ」は、非常に多くの情報を抱える巨大なグルメ総合情報サービスとなっています。
たとえば、全く行った事のない場所へ旅行に出かける際、多くの人が「その旅行先でどんな有名な食事処があるだろう」とか、「あの有名店に行きたいけど、どうやって行けば良いんだろう」等といった疑問を抱きますね。
こういった情報を全て、ひとつのサイトで賄えるのが「Yahoo!ロコ」最大の魅力です。
たとえば、北海道に旅行に行くとしましょう。
その場合、まずトップページ下部にある地図から「北海道」を選択します。
すると、北海道の専門ページに飛びます。
そこには、「ジャンルから探す」、「エリアから探す」、「駅から探す」、「地図から探す」の4つの項目があります。
「ジャンルから探す」では、北海道のグルメ情報をはじめ、ショッピング情報、レジャー&エンタメ情報、また生活情報など、様々な分野の情報が紹介されています。
「エリアから探す」の場合は、北海道内の主要な市、地域名がいくつか羅列されていて、そこから絞り込む事が可能です。
「駅から探す」「地図から探す」は、そのまま駅名、地図で検索ができます。
さらには、一週間後までのイベント情報、三日間の天気情報、注目のお店情報、キャンペーン情報など、あらゆる情報へのアクセスが、そのひとつのページから行えるような構成になっているのです。
グルメ情報を調べたい場合は、「ジャンルから探す」→「食べる」で、様々なパターンの検索が可能です。40代婚活
レストランの情報をグルメ情報サイトで飲食店を調べたい場合は、「アスクユー・レストランガイド」がおススメです。
「アスクユー・レストランガイド」は、口コミ総合サイト「バナフェス!アスクユー」のグルメ情報コンテンツとなっており、グルメ情報の中でも特に、レストランの情報を多く集めたサイトになっています。
「バナフェス!アスクユー」は、様々な人のレビューを集め、コミュニティの場にしており、単純なレビューサイトというだけではなく、交流の場にもなっているので、「アスクユー・レストランガイド」はグルメ情報を肴に積極的なコミュニケーションを行いたい、という人にも向いているサイトといえます。
「アスクユー・レストランガイド」の中身は、各主要都市にあるレストランをピックアップしている他、日本全国にあるレストランの情報、さらには「日本酒」「ワイン」「パン」「スイーツ」の4部門に専用の検索ページを構えている点が大きな特徴といえるでしょう。
たとえば、「日本酒ガイド」で日本酒に関する情報を調べたい場合は、トップページ上部の「日本酒ガイド」をクリックすると、その専門の検索ページに飛びます。
そこでは、「日本酒・蔵元の名前で探す」「人気日本酒を探す」「産地で探す」「目的で探す」といった検索方法が用意されているので、自分の持っている情報と照らし合わせ、確実な方法を選ぶと良いでしょう。
特に、スイーツに関する検索は、近年のスイーツブームも相まって、若い女性を中心にかなりの需要を集めているようです。起業
「アスクユー・レストランガイド」は、「ぐるなび」や「食べログ」といったメジャーなグルメ情報サービスと比較すると、知名度という点では一歩劣ります。
ただ、情報量の多さ、親切さ、使い易さといった点においては、有名なグルメ情報サイトと比較しても、見劣りする事はありません。
何より大きな武器となるのは、「口コミ情報の多さ」です。
掲載しているレストラン件数は約9万店。
レビューの数も35万以上と、十分過ぎる数量となっています。
そして、「アスクユー・レストランガイド」の最大の特色は、「日本酒」「ワイン」「パン」「スイーツ」の4部門に関する詳細な検索ができる点です。
レストランに関する詳しい検索は他のグルメ情報サイトでもできますが、これらの食品に特化した検索となると、あまり見られません。
そういう意味では、他のグルメ情報サイトとの差別化に成功しているサイトといえるでしょう。
ワインやスイーツのお店を調べたいという人には、最適な情報サイトです。
また、口コミサイトなので、チェーン店などの有名店以外の個人経営のお店に関する情報も数多くあり、穴場を探す上でも非常に有用なサイトです。
地方に仕事に行く場合の飲食店探し等にも重宝されています。
ただ、近年はかなり有名なサイトになってきている事もあり、宣伝に使用されているケースも目立つようです。
レビューや評価を参考にする場合には、そういった点も注意しておいた方が良いかもしれませんね。
現代社会において、最も一般人が活用している情報収集の方法といえば、やはりインターネットでしょう。
当然、グルメ情報を集める際にも、一番手軽に探せる方法といえます。
インターネットによる情報収集の最大のメリットも、その「手軽さ」に集約されています。
インターネットの場合、定額の料金さえ支払っていれば、いくらでも情報の収集が可能です。
雑誌の場合は、何冊かまとめて買えば結構なコストになりますから、インターネットのコストパフォーマンスはかなり高いといえます。
そもそも、インターネットの場合はグルメ情報目的で利用を始めるという人はかなり少なく、他の目的でつないでいるというケースがほとんどでしょうから、コストという意味では皆無と考えても差し支えありません。
また、家に居ながらいろいろな情報を手に入れられるのも魅力のひとつです。
さらに、時間を気にせずに調べられる点も大きいですね。
たとえばグルメ情報雑誌は、本屋が閉まっている時間だと入手できません。
店に貼られているチラシも、その店が開いている時間までのリミットです。
その点、インターネットは24時間いつでも情報収集が可能ですから、仕事で夜遅くまで会社にいるという人にとっては、ありがたい情報収集手段となります。
ただ、インターネットの場合、どうしても「ガセ情報」が多いというデメリットがあります。
グルメ情報は、「美味しかった」「美味しくなかった」等の主観的な口コミ情報が主軸となるだけに、難しい面もあります。
そのため、ネット上における情報や評判は必ずしも精度が高いとは限らないということも頭に入れておく必要があります。
では、実際にグルメ情報の口コミサイトをいくつか見ていきましょう。
数あるサイトの中でも、特に有名なのが「ぐるなび」です。
インターネットにあまり触れた事がない人であっても、このサイト名は知っているという人は多いのではないでしょうか。
何しろ、東証一部の大企業なので、耳にする機会は多いことでしょう。
そんな「ぐるなび」が誕生したのは、1989年です。
インターネットが普及するかなり以前から存在していた会社で、その信頼度は非常に高いといえます。
実際に現在の形式で事業を開始したのは、1996年のことです。
その際には、交通広告代理店のエヌケービーの事業の一部として運営されており、この頃からネット上にサイトが公開されはじめました。
その後、2000年に株式会社「ぐるなび」として独立し、多くの人に知られる事になります。
そして2005年にヘラクレスに上場、2008年に東証に上場を果たし、現在に至ります。
飲食店の情報数は、実に50万件以上。
会員数は500万人を突破しており、名実ともに日本を代表するグルメ情報サイトとなっています。
加盟店舗も6万店で、そのうちの1万店は販促として積極的にぐるなびを利用しています。
単に情報サイトとしてだけではなく、飲食店の宣伝広告の戦略に組み込まれており、日本最大のグルメ情報サイトであると同時に、日本の飲食業界に多大な影響を与えているサイトとなっています。
また、様々なマーケティングデータが集まるので、海外からの注目度も非常に高いようです。
日本最大のグルメ情報サイト「ぐるなび」。
その最大の特徴は、知名度の高さ、情報量の多さ、幅広いマーケティングといったところです。
つまり、最大級の情報サイトであるという事が、一番の特徴という事ですね。
もう少しミクロな視点で見てみると、「ぐるなび」はサービス内容が非常に多いグルメ情報サイトという特徴があります。
2000年に独立して以降、「ぐるなび」は様々な会社に対して吸収、提携を行っており、事業拡大を図ってきました。
そして、それによってサービスの内容もかなり幅広くなっています。
たとえば、2005年にはブライダル事業を行っていたジョイジョイ株式会社を吸収し、ウエディングサービスも開始しました。
「ぐるなびウエディング」は、結婚式を挙げる式場や、二次会等を開く際の会場、その際に出される料理など、様々な「結婚式の際の食」をプロデュースするサービスとして人気を博しています。
この他にも、「ぐるなび印」の様々なオリジナル商品の開発や、外食産業とその周辺産業とのコミュニケーションを手助けする「ぐるなびオリジナルBtoB」など、様々な事業を行っています。
こういった幅広い経営も、大企業ならではの特徴といえるでしょう。
ただ、最もメジャーな情報サイトなので、「ぐるなび」でレアな情報を探すのは少し難しいかも知れません。
大抵の人が知っている可能性があるからです。
そういう意味では、「穴場を穴場でなくすサイト」といえるかもしれませんね。
角川マガジンズが出版しているエリア情報誌「Walker」は、恐らく多くの人が目にした事があるでしょう。
その地方のデートスポットや最新トレンドなどを集めた情報誌として、1990年代から刊行されている人気情報誌です。
そんな「Walker」が運営しているグルメ情報サイトがあります。
それは、「グルメWalker」です。
この「グルメWalker」は、雑誌の「Walker」のノウハウが最大限生かされており、各地方におけるグルメ情報がかなり詳細まで掲載されています。
まず、都道府県名をクリックすると、その都道府県のグルメ・レストラン情報に飛び、そのページでは様々な飲食店の情報が並びます。
並び方は「Walkerおすすめ順」「人気順」「予算の安い順」のいずれかを選択可能です。
各飲食店における情報はかなり詳細まで掲載されており、店名や住所、電話番号はもちろん、交通アクセスの方法、営業時間、休日および駐車場の有無、総席数など、事細かに載っています。
さらには、平均予算を昼と夜に分けて掲載しているので、どれくらいの予算を見ておけばいいかということも一目でわかります。
また、雑誌「Walker」内の紹介記事を掲載しているので、簡単なレビューも見られる点も魅力です。
検索方法は、そのリストから探す他、画面左の「お店を絞り込む」からも可能となっています。
「エリア」「ジャンル」「平均予算」「目的・サービス」といった項目で絞り込みが可能です。
「グルメWalker」の特徴は、やはり地方の情報の充実が一番のセールスポイントといえます。
「Walker」のノウハウが最大限に活用されているので、ひとつひとつのお店の情報がとても細かく、グルメ旅行に出かける人などには最適なサイトとなっています。
また、月替わりで行われている「超割りクーポン」も、かなりの人気を集めています。
超割りクーポンは、月替わりで色んな飲食店の代金が2割〜3割引になるクーポンです。
お目当てのお店の割引クーポンが出るまで待つもよし、割引クーポンが出たお店に行ってみるもよし。
様々な活用法があるクーポンとなっています。
ただ、その知名度の高さとは対照的に、いくつかの問題点もあります。
まず、地方の飲食店情報が非常に充実している一方で、情報のない都道府県もあります。
「青森」「島根」「鳥取」「徳島」の4県に関しては、専用のページが設けられておらず、全都道府県が網羅されている訳ではありません。
これらの地域に行きたい人、住んでいる人にとっては、改善してほしい点といえるでしょう。
また、全体の情報量は「ぐるなび」や「グルメぴあ」と比べると、やや見劣りしてしまいます。
「グルメWalker」は、穴場を探したい、数多くの飲食店を調べたい、という際の利用にはあまり向いていないかもしれません。
それより、旅行やレジャーなどに出かける際に、あらかじめ食事をするお店を決めておきたい場合に、その交通アクセスや予算を調べるといった利用方法の方が有効に活用できるでしょう。
情報サービスを運営している会社の中でも、特にメジャーな存在のひとつに「ぴあ」という会社があります。
「ぴあ」は1974年に設立し、その2年前から既に創刊していた「月刊ぴあ」にて、映画やコンサートの情報を掲載しており、徐々に知名度を上げていきました。
そして1985年、現在でもおなじみのサービス「チケットぴあ」が開始され、飛躍的に認知度が上がり、規模も拡大。
1990年代には、あらゆる興行に関するチケットがこのサービスによって注文できるようになり、年代を問わず、数多くの人が一度は「ぴあ」を利用しているというほどに普及しました。
2003年には東証一部に上場しており、名実共に日本を代表する情報サービスとなっています。
その一方で、インターネットの普及もあり、その事業の形態は徐々に雑誌からインターネットへと移り変わり、2010年〜2011年には、長らく続いていた雑誌「ぴあ」は休刊され、インターネット事業が主な事業となりました。
そして現在では、様々なサービスをネット上で展開しています。
「グルメぴあ」も、その中のひとつです。
「グルメぴあ」は、「ぴあ」が運営しているグルメ情報サービスです。
多数の飲食店情報を取り扱っており、地域だけではなく、予算やキーワード等で検索する事もできます。
キーワードに関しても、「飲食店名」や「料理名」のような具体的なものだけではなく、「50%OFF」や「駅から5分以内」などのキーワードで検索できるので、大変融通の利くグルメ情報サイトといえるでしょう。
「グルメぴあ」最大の特徴は、「ぴあ」が運営している事もあって、地域、地方といったスポットに関する情報が豊富な点にあります。
元々、「ぴあ」は「首都圏版」「関西版」「中部版」など、それぞれの地域に応じた雑誌を作り、人気を博していたサービス会社です。
そのノウハウは「グルメぴあ」にも活かされており、公式サイトにおいてはベースとなる「全国版」だけでなく、「関東版」「関西版」「東海版」「北海道版」「東北版」「甲信越北陸版」「中国版」「四国版」「九州沖縄版」といった具合に、それぞれの地域に特化したサイト作りが行われています。
そのため、自分の家が首都圏にない場合、あるいは旅行先が首都圏外であるという場合などは、非常に重宝するグルメ情報サイトとなっているのです。
地域別にサイトが運営されているメリットとして、その地域に限定したアクセスランキングや特集が見られる、という点があります。
たとえば、「九州沖縄版」の場合であれば、九州の地域に限定したアクセスランキングが見られるので、九州内でどのお店が特に注目されているのか等といった探し方もできます。
また、各地域のサイトは、それぞれほとんど同じ仕様になっているので、各地域版において操作性で苦労するという事もありません。
グルメ情報の探し方は、「キーワードで探す」以外でも、特定のワードが既に一覧となっている「人気キーワードで探す」、アクセスランキング等の「テーマで探す」等があります。
また、情報の検索だけではなく、プレゼント企画なども行っています。
あらゆる方法でグルメ情報を収集して、ある程度の情報量が溜まったら、今度はグルメマップを作成してみましょう。
グルメマップとは、グルメ情報を記載した地図です。
全国津々浦々、様々なお店がありますが、そのお店を地図内に記載していく事で、グルメマップはでき上がります。
まずは、地元のグルメマップを作ってみてはいかがでしょう。
インターネット等で調べれば、グルメマップは割と簡単に出てきます。
雑誌にも多数載っているでしょう。
地方の地図の上に主要な飲食店の位置がわかるような記載がされていて、ドライブしながら、あるいは散歩しながら目的のお店へと行けるようなマップになっているので、とても便利です。
ただ、そういった既製品のマップは、どうしても「有名店」に限定されてしまいます。
よって、本当に自分が行きたいお店が載っているとは限りません。
手作りによって「完全版」を作る事で、初めて自分にとって有効なグルメマップとなるのです。
グルメマップを作る時には、パソコンを活用すると良いでしょう。
一から自分で作るとなると大変なので、まずマップにしたい範囲の地図をネット上で見つけて印刷します。
そして、その上から書き足していくというのが最も現実的です。
もちろん、市販の地図を買って、そこに書き足しても何ら問題はありません。
グルメマップを作る際のポイントは、単に位置を書き足すだけではなく、収集した情報をまとめて一口メモを追記しておく事です。
そうする事で、自分以外の人にも活用してもらえます。
素早く、そして幅広くグルメ情報を集める上で最も有効な方法は、やはりインターネットの活用でしょう。
ただ、インターネットでの検索は、コツを掴まないとなかなか効率よくはできません。
というのも、インターネットはあまりに広大な情報源だからです。
また、ガセネタも多く、どの情報が本当でどれが嘘かという事を見抜けなければ、適切なグルメ情報を得られない可能性もあるので、注意が必要です。
最も確実なインターネットの活用術としては、「信頼のおける口コミサイト」を見つける事です。
掲示板等で書き殴られた情報を鵜呑みにするのは危険ですし、個人のサイトやブログの情報は主観性が強過ぎるため、場合によっては有効と言いにくい情報もあります。
ですが、口コミサイトであれば多くの意見が寄せられており、情報の質も高い物になりますし、そこに安全性が加われば、非常に上質なグルメ情報となります。
問題は、口コミサイトをどうやって見つけるかという事です。
個々のサイト名を知っていればそれで検索が可能ですが、複数のサイトを参考にしたい場合は、なかなかスムーズに検索できない可能性があります。
そんな時に活用したいのが、複数のグルメ情報サイトへのリンクをまとめた総合サイトです。
グルメ情報をランキング形式で掲載していたり、レビュー形式でリスト化していたりと、様々な総合サイトがあります。
こういったところをひとつふたつ見つけておくと、あっという間にグルメ情報を集める事ができるでしょう。
日本には四季があり、その分だけ情緒が存在します。
そしてその情緒は、食事にも多大な影響を与えます。
春夏秋冬、それぞれに旬の食材があり、それを食べる事が良しとされる風潮は、はるか古代より現代に至るまで、常に日本人の価値観として存在し続けています。
四季折々、それぞれの時期にあった食事をする事が、健全であり、同時に食を楽しむための「粋な」過ごし方という事です。
そのためには、いろいろな食材や料理についての知識を蓄え、その上で最もその食材が美味しく食べられるような時期を選び、食べる…という食生活を送る事が、正しい食生活といえるでしょう。
とはいえ、そこまで食にこだわらない人も少なくないですね。
ですが、そういう人でも簡単に旬の食材、旬の料理を食べる事はできます。
最も簡単な方法は、グルメ情報を集める事です。
今のこの世の中には、様々な方法でグルメ情報を得る事ができるようになっています。
外食するにあたり、どのお店にどんな名物料理があるのか、旬の料理をいち早く出してくれるお店はどこか…そんな情報を仕入れる事ができれば、特別な知識はなくても、風情のある食生活を満喫できます。
もちろん、デートの際に相手を満足させる事もできるでしょう。
グルメ情報は、一年中どの時期においても効力を発揮します。
もし、デートスポットに迷っている場合は、そこにグルメ情報で仕入れた人気のある料理店を組み込めば、それだけでも満足のいくデートコースができ上がります。
そういう意味では、非常に心強い情報といえるでしょう。
楽しいお出かけ、楽しいデート、楽しい家族旅行には欠かせない「グルメ情報」。
それを知っておけば、外出時にどこでご飯を食べるか迷わずに済みます。
それだけではなく、その外出を実りあるものにする事もできます。
そういう意味では、日常生活の中でもグルメ情報は必須の情報といえるのではないでしょうか。
そんなグルメ情報を集める手段は、たくさんあります。
ただし、それらの中からひとつの手段を選ぶ前に、まず「目的をはっきりさせておく」という事が必要です。
目的のない状態で、ただ単に知識だけを得ようとしても、なかなか頭には入りません。
明確な目標があってこそ、人間は集中する事ができます。
そのため、まずは自分がこの先、どんなシチュエーションでグルメ情報を有効に活用するのか、イメージしてみましょう。
グルメ情報を活用するシチュエーションとして最も多いのは、やはりデートの時でしょう。
相手の女性の好みがまだはっきりしていない段階であれば、尚更幅広い知識が必要です。
和、中華、フランス、イタリア…あらゆる国の料理に関してのグルメ情報を、ひと通り調べる必要があります。
そこで注意したいのが、デートコースの範囲です。
コース外のお店に関する情報がいくらあっても、あまり意味がありません。
まず、自分たちの行動範囲をしっかり把握した上で、その地域のグルメ情報を集める必要があるのです。
これは、デートに限らず、旅行やちょっとしたお出かけの際にもいえます。
まずは地元、自分の家の近くにあるグルメスポットを調べてみると良いでしょう。
近所のお店を見つけたいという場合は、宣伝広告やチラシなどが役立ちます。
普段はなかなか目を通す機会がないチラシ広告ですが、こういった場合にはかなり有効なグルメ情報収集の手段となるはずです。
チラシには、主に二つの種類があります。
ひとつは、新聞に挟まっている折込みチラシ。
もうひとつは、スーパーやコンビニなどに貼られているチラシです。
当然、両方とも立派なグルメ情報なので、しっかりとチェックしておきましょう。
新聞折込みチラシのメリットは、自分が動き回らなくても入手できるという点です。
ただ、折込みされている時にだけ眺めて捨てるとなると、記憶にはなかなか残らないものです。
できれば、気になるチラシ自体はファイル等で綴じて取っておくか、内容をメモ帳などに書いておくかすると良いでしょう。
一方、貼り紙チラシは、自分が実際に外に出て見つける必要があります。
また、自分の所有物ではないので、チラシ内の情報をその場で覚えなければなりません。
コンビニ等のようなお店だと、携帯等で写したり、メモしたりするのもちょっと抵抗がありますね。
できれば内容を暗記して、別の場所でメモする等しておくようにしましょう。
慣れてくれば、特に問題なくこなせる作業です。
チラシ広告の情報としての質は、なかなか高いといえます。
住所の記載もしっかりとされていますし、店側のアピールする料理も宣伝されているので、わかりやすく簡潔に情報をまとめてくれています。
うまく活用すれば、それだけでもひとつの地元グルメ情報となり得るでしょう。
ひと通りグルメ情報の集め方を学んだら、次は目的に沿った情報の収集ができるようになると、より実践的なグルメ情報を得る事ができます。
目的が違えば、当然好ましいお店も変わってくるものです。
特に、デートの場合は他の目的とは明らかに趣旨が異なってきます。
いかに相手に喜んでもらうかという事が最重要課題となってくるので、自分の好みや食欲は二の次にして、まずはデートの成功を念頭に置いたお店選びをしましょう。
デートの際には「このお店がベスト!」という選び方をするより、「この手のお店は外した方が良い」という考え方の方が無難です。
特に、初めてのお食事デートの際には失敗は許されないので、下手に攻めるよりタブーとなるお店を除外した上で選ぶ方が良いでしょう。
最初のデートの際には、センスが試されます。
そこで女性を幻滅させてしまうと、次はないと考えた方が良いでしょう。
シビアな状況ではありますが、それくらいの覚悟で臨むのがデートの際の食事なのです。
まず、デートの際に除外しておきたい飲食店は、「立ち食い系」「ファーストフード」「居酒屋」「牛丼店」「ラーメン店」ですね。
もちろん、既に相手の好みを把握していて、これらのお店でも問題ないという相手であれば、全く問題ありません。
また、学生であれば「ファーストフード」は十分OKの範囲です。
しかし、社会人の場合はそういうわけにはいきません。
特別高い予算を組めないようであれば、その範疇で雰囲気の良いお店を選ぶように尽力しましょう。
グルメ情報を収集する手段には、様々なものがあります。
その中でも、最もシンプルな方法のひとつが「テレビ番組」で情報を得る事です。
料理を取り扱ったいわゆるグルメ情報番組は、軒並み高視聴率だと言われています。
そのため、時代が移り変わっても、グルメ番組が姿を消す事はありません。
常に、グルメとテレビは密接な関係で結ばれています。
グルメ情報を教えてくれる番組は、たくさんあります。
高級な料理店であれば、ゴールデンタイムのバラエティなどで多く紹介されていますね。
一方、食べ歩きなどは夕方の番組でよくやっています。
ちょっとした休憩の際に寄りたいお店は、こういった番組でチェックすると良いでしょう。
デートなどで活用する際に最も有効な知識となる「地元のグルメスポット」の情報を得るには、ローカル番組が最適です。
ローカル放送は、主に午前中や深夜といった時間帯に放送されています。
グルメスポットの紹介は、午前中の地域限定番組の中で紹介される事が多いですね。
また、夕方のローカルニュースのコーナーで紹介されるケースもよく見受けられます。
こういった番組を録画してチェックしておくと、自然に知識が増えていくでしょう。
テレビの良い所は、家に居ながら知識を増やせる点です。
また、娯楽の一環として楽しみながら情報をゲットできるという点も、かなりのプラス材料ですね。
情報収集は一歩間違えると勉強のような感覚になってしまうので、娯楽として見られるテレビは、大きな武器になります。
「ぐるなび」同様、高い知名度を誇るグルメ情報サイトとして、「ホットペッパーグルメ」の存在も忘れてはいけませんね。
「ホットペッパー」は、リクルートが刊行している無料クーポンマガジンです。
ずっと「グルメ+ビューティー」というジャンルでやってきたこのクーポンマガジンは、「ビューティー」のジャンルに特化した形になったため、グルメ情報の方はインターネットサイトの「ホットペッパーグルメ」の方に集中させるようになっています。
そのため、インターネットによる情報収集という意味では、より重要性が増したといえるでしょう。
「ホットペッパーグルメ」は、全国津々浦々、様々な地域のグルメ情報を探す事のできる、非常に幅広い情報サイトです。
また、単に飲食店の情報サイトというだけではなく、食に関する様々な知識やネタを提供してくれるサイトでもあります。
そのため、外食のマナーについて知りたい、グルメに関するネタを仕入れたいという人にとっても、かなり有意義なサイトといえます。
信頼度という意味でも、運営している会社があのリクルートなので、何ら問題はないですね。
リクルートは日本でも最大級の規模を誇る広告、出版社で、近年はインターネット事業にかなり力を注いでいます。
実際、「リクナビ」をはじめ、「Tech総研」「ISIZE」「じゃらん」「タウンマーケット」「ドコイク?」など、「ホットペッパーグルメ」以外にも様々なジャンルの情報ポータルサイトを運営しており、その利用者数は莫大な数に上ります。
数多くのグルメ情報が寄せられている、ホットペッパーグルメ。
その最大の特徴は、「かゆい所に手が届く」サービスといえます。
まず、日本全国のかなり幅広い地域における情報が得られるという点ですね。
東京をはじめ、様々なグルメスポットがある地域はもちろん、地方や離島のグルメ情報も、かなり幅広く網羅しています。
そのため、田舎の飲食店情報を知りたいという場合でも、簡単に見つける事ができるでしょう。
また、サイト内での検索の仕方も、数多く用意されています。
最もスタンダードな「都道府県から探す」をはじめ、「スポット情報から探す」「掲載店一覧から探す」「キーワードから探す」「料理ジャンルから探す」「住所から探す」「駅から探す」など、その種類も多彩です。
たとえば、住所は知らないけれど店名は知っているというケース、住所も店名も知らないけど、こういう料理を出してくれるお店が知りたいケースなど、様々な状況を想定して用意されており、非常にユーザーフレンドリーなサイトになっています。
簡単に検索したい場合は、サイトの右側にある「クイック検索」を利用すると良いでしょう。
都道府県、ジャンル、予算の3つの項目を選択して検索ボタンを押すだけで、その候補となる範囲に絞って検索してくれます。
デートなどで予算をある程度決めている場合などは、非常に有効な検索コンテンツとなります。
様々な食に関するネタや情報を集めた「お役立ちコンテンツ」も注目です。
中には、「飲み会幹事カンペキマニュアル」といった、かなりターゲットを絞った情報も掲載されています。
デートの際の飲食店の選び方とは対照的なのが、家族旅行の際に行くお店の選び方です。
この場合、趣旨はあくまでも「家族が楽しめる空気のあるお店」「温かい雰囲気のお店」が好ましいでしょう。
デートの際には、グルメ情報だけでなく、トレンドやデートスポットの情報なども記載した雑誌などが主な情報収集源となりますが、家族旅行の場合は、旅行専門雑誌やインターネット上の口コミ情報が有効です。
あえて穴場を探す必要もないので、メジャーなお店で固めても全く問題はありません。
予算と定休日を調べておけば、後はある程度幅広い候補の中で選ぶ事ができるでしょう。
ひとつ注意が必要なのは、そのお店のある周囲の環境ですね。
いくら有名なお店でも、繁華街のど真ん中に足を運ぶのは、家族旅行の雰囲気にそぐわないでしょう。
そういった事にならないよう、グルメ情報だけでなく、あらかじめ周囲がどのようになっているのか、インターネット等を利用して確認しておく事をおすすめします。
また、家族旅行の場合、宿泊施設や観光先との兼ね合いも出てきます。
食事を優先させて行き先を選ぶ場合は問題ありませんが、行きたい場所がある場合は、そのスポットの周辺の飲食店から選ぶ方が無難です。
移動を多くしてしまうと時間をロスしてしまい、慌ただしい旅行になってしまうからです。
家族旅行は、ゆっくりと穏やかに楽しみたいものですよね。
時間に追われる事のないよう、スケジュールをしっかりと組み立て、その上で余裕のある移動範囲の中から選ぶと良いでしょう。
グルメマップを自ら作成するメリットは、自由に好きなお店を加えられるという点にあります。
そして、その醍醐味を最も味わえるのが、穴場といわれるお店です。
あまり多くの人に知られていないながら、美味しかったり安かったりするお店を見つけて追記しておくと、その手作りグルメマップには大きな価値が生まれます。
オリジナリティ豊かなグルメマップを作るためにも、穴場を探索しておきましょう。
とはいえ、穴場を見つけるのはそう簡単ではありません。
一番いいのは、食べ歩きなどの方法で、自らの足を使って探すという方法ですね。
その場合、雑誌やインターネットでは紹介されていない、もしくはされていても扱いが小さいというお店に絞って、一度入ってみると良いでしょう。
雑誌等で紹介されている時点で、既にそのお店は知名度が高く、穴場とはいえないので、「穴場特集」等と銘打って紹介されている情報にはあまり意味がありません。
本当の意味での穴場は、自分の目と舌と足で探す必要があるのです。
穴場と呼べる飲食店は、最低限「味が自分好み」「値段が安い」「量が多い」といった中のどれかを満たしている事が条件となります。
これら全てを満たしているお店は大抵有名だったりするので、偏りが見られるのは仕方がない所です。
多少の欠点には目をつぶるようにすると、良い情報収集ができるでしょう。
基本的に、外見があまりよくなかったり、内装に力を入れていなかったり、宣伝を一切していなかったりというお店が穴場になる事がほとんどなので、そういった点を注意しつつ、探してみると良いでしょう。
はるか昔から、人間の情報源として多くの人から活用されてきた「雑誌」。
それは、グルメ情報という分野であっても例外ではありません。
グルメ情報雑誌は、かなり多くの種類が出版されています。
外食、そして雑誌という媒体のピークだった80年代後半〜90年代初頭と比べると、さすがに種類も部数も減ってはいますが、インターネットの普及で苦戦が続く出版業界において、グルメ情報雑誌は安定した売り上げを期待できる数少ないコンテンツとして重宝されているようです。
見方を変えれば、需要が高いという事になります。
グルメ情報雑誌のメリットは、専門家がしっかりとした解説をしてくれていたり、実際にお店に足を運んだ人がレポートしてくれていたりと、精度が高い情報が掲載されている点です。
また、同時に数多くのお店を紹介してくれているので、一冊で相当な情報量となります。
単純に読み物として時間を有意義に過ごせるアイテムでもあるので、気楽に楽しみつつ知識を蓄える事もできます。
そういう意味では、グルメ情報の収集手段の良いとこ取りともいえる方法です。
ただ、雑誌には少なからずライターや出版している会社の主観が含まれています。
そのため、場合によっては偏った情報になっているケースも否定できません。
そのお店がライターの好みの味であれば、当然ある程度優遇された内容になるでしょうし、会社が懇意にしている飲食店も、やはり良く書かれる事になります。
そして、逆もまた然りです。
そういう意味では、読者として鵜呑みにしすぎることがないよう注意が必要な情報媒体でもあります。
一番簡単なようで、実は一番難しいのが、自宅近隣のグルメ情報の収集です。
というのも、この場合は単に場所や料金を調べるだけではなく、ある程度知識として蓄える必要があるケースが多いからです。
自宅近隣のグルメ情報を調べる場合、考えられるシチュエーションは、主に二つです。
ひとつは、普段近くにいない人に、自分の住む家の近くにあるお店を紹介したり、一緒にご飯を食べに行くというケース。
もうひとつは、引っ越しをして、新たな生活の拠点となった場所のグルメ情報を仕入れるケースです。
いずれも、非常に重要な意味を持ちます。
まず前者の場合ですが、見栄を張るというわけではありませんが、やはりある程度「地元に詳しい」という事をアピールしたいものですね。
そのため、できればいくつか複数のお店を紹介できる程度には、知識を仕入れておく必要があります。
また、有名店ばかりを紹介してもあまり意味がないので、できればその地域ならではの穴場、地元で人気のスポットを調べておく方が良いでしょう。
この場合は、地方に強い「Walker」や「ローカル情報番組」等を参考にすると良いですね。
それに対し、後者のケースでは、無理に急いで調べる必要はありません。
最初は、インターネットやグルメマップを調べて、家の近くにあるお店をピックアップして、順番に回ってみると良いでしょう。
予算さえ合えば、一通り一度は入ってみる事をおすすめします。
できれば、二つか三つは行きつけのお店を作っておきたいところなので、時間をかけて好みのお店を探しましょう。
ある意味、最も手っ取り早い情報収集方法として、「食べ歩き」があります。
これは、自分の行動範囲の中で、散歩がてら様々なお店に入ってみるという方法ですね。
これには、大きなメリットとデメリットが存在しています。
まずはメリット。
最大の長所は、自分の舌や目でお店を確認できる事です。
いくらテレビやインターネット上で高評価のお店でも、自分の舌に合うとは限りません。
また、味が良くてもお店の雰囲気が良くなかったり、店員の態度が良くなかったりしたら、デートや旅行が台無しになってしまう事もあり得ます。
そういった所を避ける上でも、自分で実際に確認するのは非常に意義のあることです。
また、食べ歩きは地元を詳しく知るという事にもつながります。
自分の行動範囲に限られるので、自然と歩く場所は地元かそれに近い場所限定となりますが、意外とそんな地域であっても、知らないグルメスポットは多いものです。
そういった所の情報を知る事で、あらためて地元への愛着が増す事は間違いありません。
旅行者にグルメスポットを聞かれた時に、すんなり答えられるようになるのも、ある意味メリットといえるでしょう。
その一方で、やはり「お金がかかる」というデメリットがどうしても出てきます。
特に、高級料理を取り扱うようなお店の場合は、相当な出費となってしまいます。
これは、食べ歩きである以上は仕方のない事です。
また、実際に食べるので、カロリーの調整が必要という点において女性には厳しい面もあります。
とはいえ、お金はある程度メニューの選び方で調整できますし、散歩しながらなので良い運動にもなります。
週末だけ食べ歩きをする等とすれば、コスト面でもカロリー面でもさほど問題はないでしょう。
旅行やデートとは違い、出張や単身赴任による遠出の場合は、生活に密接したグルメ情報が必要となります。
出張の場合はまだそれほど長い日時にはならないでしょうが、単身赴任となると、年単位でその地域に住む事になります。
当然、外食をするお店は非常に重要です。
ある意味日常の拠点となる場所なので、しっかりと選びましょう。
出張で数日ほど特定の地域へ出かける際には、できればあらかじめその地域のグルメ情報を調べておく方が良いでしょう。
もちろん、出張なので仕事が第一ですが、仕事が終われば、その地域特有のグルメに舌鼓を打ちたいものですね。
それがあるから仕事を頑張れるという人も多いでしょう。
とはいえ、仕事が終わった後はかなり疲れているので、そこからお店を探すとなると、結構大変です。
なるべくなら最初からスケジュールを組んでおき、この日にはこのお店、という形でハシゴしていく方がいいでしょう。
単身赴任の場合は、旅行気分というわけにはいきません。
そのため、重要なのは「食べてみたい料理」や「スペシャル感」ではなく、「普遍的な良さ」や「相性」、そして「値段」です。
自分が普段から食べている料理を置いているか、自分の好みの雰囲気か、一日の予算で賄える値段の料理を置いているか等といった点を重視します。
最も楽なのは、チェーン店ですね。
普段からよく足を運んでいるファミリーレストランや居酒屋などのチェーン店があれば、ほとんど食生活の習慣を変える必要がありません。
様々なグルメ情報サイトがある中で、特に知名度が高いサイトは、やはり特別な特徴を持っているものです。
たとえば、「食べログ」もそのひとつといえます。
2005年にサービスを開始した、比較的新しいグルメ情報サイトでありながら、すぐにインターネット上のグルメサイトの代表格となった「食べログ」。
当然、そこには明確な理由が存在しています。
「食べログ」最大の特徴は、機能を4つに分担させている事にあります。
「食べログ(レストラン)」「食べログお取り寄せ」「食べログレビュアー」「食べログコミュニティ」の4つですね。
こういった分担は、一見シームレスな情報形態が増えている現代において、マイナスとみなされかねません。
ですが、実際にはそれぞれに区分けする事で、かなり情報がスリム化しています。
そのため、普段インターネットを使わない人でも、比較的容易に情報収集が可能となっているのです。
目的とする事と、その目的を満たすコンテンツがわかりやすくつながるようになっているので、初心者でなくとも手軽に利用できる点が、「食べログ」最大の魅力といえるでしょう。
敷居を広くした結果、多くの利用者を生み出したサイトといえます。
情報の多さもかなりのもので、「食べログ(レストラン)」に登録されている店舗数は、65万件以上。
また、寄せられている口コミの数も、実に約300万と膨大な数字になっています。
情報の量、見やすさ共に高水準の、極めて優秀なグルメ情報サイトといえるでしょう。
「食べログ」の特徴といえば、やはりコンテンツが4つに分担されている点です。
そして、その中でも特に目玉といえるのが、「食べログお取り寄せ」。
ここでは、そんな目玉を含めた、各コンテンツの紹介をしていきましょう。
まずは、「食べログ」の中心的な存在となっている「食べログ(レストラン)」。
このコンテンツは、日本全国にある飲食店に関する情報を提供しているサービスとなっています。
ユーザー登録すると、情報を見るだけでなく、寄せる事も可能となります。
飲食店を「料理の味」「サービス」「雰囲気」「コストパフォーマンス」「ドリンク類」の5つの項目において、5点満点で採点する事もできます。
よって、グルメ情報を見る際には、その採点されている点数を見てどんな飲食店かを判断する事ができるのです。
一方、「食べログお取り寄せ」は、お取り寄せ商品に関する口コミ情報を見る事ができるコンテンツとなっています。
飲食店のレビューや紹介をしているグルメ情報サイトは数多くありますが、お取り寄せ商品を扱っているサイトは、そう多くはありません。
特に近年、通販のネットワークが拡大し、食品に関しても通販を利用して購入するケースが増えている中、お取り寄せ商品に関する需要や、その情報に関する需要は年々増加しています。
そういう意味では、このコンテンツは時代の流れを汲んだサービスといえるのではないでしょうか。
既に2万件以上の商品が登録されているので、情報量としても十分なコンテンツとなっています。
尚、この「食べログ」を運営しているのは、あの「価格.com」です。
情報収集の基本は、どんなジャンルにおいても「専門家に頼る」という選択が存在します。
これは最も妥当であり、有効な方法のひとつです。
つまり、食通の人にグルメ情報を教えてもらうという事ですね。
食通の人といっても見つけにくいように思われますが、実際には、大抵周囲に一人はいるものです。
学校や会社など、人が集まる場所であれば尚さらですね。
「あの人は食にうるさい」とか、「あの人はいつも良い物を食べている」とか、そういった情報を仕入れ、その人にアプローチしてみましょう。
もちろん、友達や家族に食通の人がいれば、さらに話は早いですね。
食通の人に紹介してもらうメリットには、地元の料理に明るいという点が挙げられます。
インターネットなどのメディアで情報を仕入れる場合、やはりどうしても「全国区」のお店や料理の紹介が多くなってきます。
当然、そういったお店を知っておく事は大きなプラスになりますが、その情報は自分でなくても大抵知っているともいえます。
たとえばデートでお店に入る場合、そういったところばかり選択していると、なんとなく「マニュアル人間」というイメージを持たれてしまうので、メリハリは必要です。
そこで、食通の人に「穴場」や「知る人ぞ知る」グルメスポットを紹介してもらうと、一気に幅が広がります。
とはいえ、あまり親しくない人にいきなり聞くのは、結構勇気がいる事です。
その場合は共通の知人を先に探し、そこから紹介してもらうといった方法を採る方が良いかもしれません。
同じ旅行でも、家族旅行と友人との旅行では、大きく趣旨が変わってきます。
それは、食事に関しても同じです。
よりプライベートに近い形で選ぶ事になるでしょう。
気心の知れた友達との旅行の場合、ある意味最も間口の広い選び方ができます。
自分達の好みを踏まえた上で、自由に選ぶと良いでしょう。
この場合、グルメ情報もかなり広範囲から集められます。
繁華街のような場所でも問題ないという場合は、そういったお店の情報を専門にした雑誌やサイトを参考にすればいいですし、穴場やちょっと変わったお店に入ってみたいという場合は、穴場スポットの紹介をしているサイトを訪れてみると良いでしょう。
ガセネタが多い口コミ情報も、こういった場合は割と抵抗なく参考にできます。
仮に美味しくなかったり、イメージと違っていたりしても、それはそれで話のネタになるからです。
そういう意味では、むしろちょっとハジけた選び方でもいいかもしれません。
友人との旅行であれば、あえて事前に段取りをしないという方法もあります。
今は携帯電話を利用すれば、様々なグルメ情報を閲覧できる時代です。
事前に用意せず、行き当たりばったりで飲食店を選ぶのも楽しみのひとつとなるので、それはそれで良いのではないでしょうか。
もしも、食事を目的にした食べ歩きのような旅行をするなら、なるべく旅行の前から綿密にスケジュールを組み、できれば予約を入れておいた方が無難です。
特に、人気店などは時間帯によっては入りきれないケースもあるので、下準備はしっかりとしておきましょう。